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外国人にも憲法の権利は保障されるの?

憲法は、自由権、参政権、社会権など、いろいろな権利を保障していますが、日本にいる外国人にもこの権利は保障されるのですか?
偉いですな。難しいこと知っていますね。
どうでしょうかね。どう思います?
日本国憲法なので、権利を保障されているのは日本人だけじゃないですか。
外国人の権利も保障しているのなら、日本国憲法ではなくて、世界国憲法になりますよ。
おもろいこと言いますね。
外国人にも少しは保障してもいいじゃないですか。
その方が観光客も増えると思いますよ。
ダメですよ。日本人の国ですよ。日本国憲法は、日本人の国の憲法ですよ。
それに参政権を認めれば外国に支配されてしまうかもしれません。
社会権も自国で保障されるのなら外国人には必要ないかと思います。
それじゃあね。
君がね。外国にいってね。外国人だから、日本人だから、差別的に扱われたり、人間として扱ってもらえなかったりしたらどうですか。
旅行に行きたいですか。おかしくないですか。
それは行きたくないですね。
外国人だからといって、人間として扱ってもらえない国はおかしいですね。
そんな国は国として認めるべきではないですね。
君は賢そうだから憲法も暗記しているよね。
憲法11条(基本的人権)には、どのようなことが定められていますか。
「国民は、すべての基本的人権の享有をさまたげられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与えられる。」と明言しています。
ほんまに、覚えてるん・・・(私は覚えてないよ。ここ数年、この条文みたこともないし・・・。)
それじゃあ。どうして、基本的人権(自由権、参政権、社会権など)は、今の国民だけではなく、将来の国民も含めて、保障されているのかな?
それは、人間らしい生活を営むために人間として当然にもっている侵すことのできない永久の権利だからです。
それじゃあ。憲法は外国人の基本的人権を保障しているといえますかね。
外国人も人間なので、人間らしい生活を営むために当然にもっている権利は、保障されるべきですね。
外国人だからといって、勝手に捕まえられたり、財産を取り上げられたりするのはおかしいですね。
ただ、参政権とか、基本的人権の全てが保障されるというのもどうかと思います。
どうしてですか。
基本的人権として、憲法はいろいろな権利を保障しています。しかし、権利にもいろいろな性質があって、外国人にはどうしても認められない権利もあります。
そうですね。国政に関する選挙権など、当然には外国人には認められない権利もありますね。
ただ憲法の権利は、基本的人権のもともとの意味からして、外国人にどうしても認めることができない性質のものは別として、外国人にも保障されなければいけませんね(例えば、参政権の一種である、国に希望・苦情・要請など意思を伝える請願権は外国人にも当然認められています(憲法16条))。
地方選挙権は、海外では外国人に認めている国もあるので、日本でも認めればいいんやけどね。