憲法ってなに

憲法って法律とどう違うの?

憲法って、確か学生の時、授業で少し習ったけど、あまり普段の生活で意識したことがないな。
確かに、そのように思うのも無理はないですね。でも、憲法は、私達の生活を守る根本を定めたルールです。
じゃあ、具体的にどのような風に守ってくれているの?
憲法は国会で作られた法律や政府が行った行為(行政処分)を争う時のよりどころとなるもので、憲法に違反する法律や行政処分は無効になります。
国会や政府の行為が正しいかどうかを決めるルールが憲法ということですね。でも、そうすると憲法の規定の仕方によって、無効になるかどうかが変わってくることになりませんか。
そのとおり。海外で、施政者が自分に都合の良いように憲法を変えようとしている、と話題になることがありますね。ですから、憲法がどのような考え方によって、どのように規定されているか、ということは私達国民にとって、非常に関係のある問題なのです。
なるほど。
このように、憲法によって、国会や政府などの権力者の行為・権限を監視・監督しようという考え方に立った憲法を立憲主義的憲法といいます。
憲法も法律も同じ様なものというイメージがあるけど。
ルールであるという意味では同じ。でも、憲法は、権力者に課すルール、その権限を監視し、濫用によって国民の権利が侵害されないようにするためのもの。法律は国会が作るもので、国民を含む機関その他に課すルールで、その内容、制定手続のいずれも憲法のルールに従う必要があるもの。
う~ん、憲法が国会や政府等の行為を監視するためのものなら、これを変えるときにはよほど注意しないと…
そうですね、安易に変えて、自分たちの生活や権利が侵害されるようになってしまっても、後の祭りということも。ですので、しっかり注意しないといけませんね。
シェア